遠征

桧原湖遠征①前編

「桧原湖に来てみませんか?」

実はピュアフィッシングジャパンの白鳥さんに去年からお誘いいただいていました。スモールマウスは釣る機会がない。これは絶好のチャンス!

そういうことで二つ返事で桧原湖へ行くことに。

2:00起床。正直2時間しか寝ていない・・・。が、初めて行く土地なので余裕をもって行くことにした。

スタートは9:00。本来ならば7:00スタート。今回は移動時間もかかることを考慮しちょっと遅めにしていただいた。

なんだかんだで8:30に現地着。白鳥さんはボート上で準備を始めていた。

早稲沢ボートのタッグガイドサービスのお二人にも歓迎していただきありがとうございました。とにかく人当たりのいい兄貴たちです(^▽^)/

この日は、曇りでちょっと肌寒い。まずは虫パターンから始めましょうと決め、いざフライト!

早稲沢から出て5分程度の赤土バンク沿いに到着。

風が強くやっぱり寒い!が虫パターンから開始。

・・・

・・・

・・・

反応なし(・・;)

どうもスモールは場所を移動したらしい・・・。

先週はここで虫パターンが炸裂したという事前情報とは違う。

ま、これも遠征あるあるですね。というか、自分はいつもこんな状態になる気がする(笑)

状況は良くないのでこちらも移動を開始しようかと思っていたら・・・

すごーい濃霧が発生(ーー;)

んー!簡単には釣らせてくれない!まさに・・・

アウェイの洗礼

慎重に霧を抜け一旦避難し、状況が落ち着くのを待つ。

色々と業界のことやトーナメントのこと、桧原湖のシーズナルパターンなどのお話をしているうちに霧が晴れてきた。

ここでウィードエリアに移動。ライトキャロでウィードの面を探る。

底をとってゆーっくりズル引き。これを永遠と繰り返す。

これに慣れるまでが大変だった。普段は巻きモノメインで釣りをする自分にとってはスローすぎてリズムがつかめない。

時々ロッドワークが早くなると、もうちょっと我慢してくださいと白鳥さんから助言が。思っている以上にスローな釣りのよう。

結局ここでも反応が無いため、別の赤土バンクに移動。

では、サイトフィッシングやってみましょう!

ルアーはノーシンカーの三原虫。

バンク沿いでは何やら水面がざわついている。

スモールがエビを追っているため、そのエビが逃げ回って水面を跳ねているということ。スモールの狩りを目の当たりにした。

ところがそんなエサに狂っている魚に向けてルアーを投げるが一向に反応がない・・・。

別の個体に狙いを絞る。すると、エサを探しているであろう良型がふらふら泳いでいた。

スモールマウスが泳ぐルートを計算し、ボトムステイ。

遠目にいるときはシェイクして、近づいてきたらステイ。

水面が波立ってよく見えない。スモールはどこいったんだろう?

波が収まってきたので再びルアーを目視すると、さっきの魚が通過していくのが見えた。でもルアーがない?ひとまずステイしていると・・・

!?

「ちょっと竿上げてみてください。もしかして食ってるかも!?」

と、ゆっくり竿を上げると・・・

魚が掛かってました(笑)

あとはスモールの強烈な引きを楽しみました。特に船縁での攻防はスリリング!

タックルが繊細なだけにちょっとの油断が命取り。ラインが2.5lbですから(・・;)

なんとかいなして・・・ネットイン!

桧原湖の記念すべき1本目!いきなり40アップって上出来でしょう!

ま、なんで釣れたかよくわかりませんが(笑)これも強運のなせる業。

後編へ続く。

ABOUT ME
さぬきんぐ
「釣りは99%の運と1%の時合」をモットーに強運を磨き続けるサラリーマンアングラー。結構人見知りなので現場で見つけてもそっとしといてください・・・ ルアーだけじゃなくエサ釣りもやってます。淡水・海水問わずフリースタイルを基軸としています。大仙市在住です。