広がるアユ釣りの輪

アユ釣りは難しい。まず道具立てが高く、敷居が非常に高いというイメージがある。

竿は20万はくだらない、鮎タイツにベスト、タモ、オトリ缶、友舟などまともに揃えたら50万近くしてしまう・・・

そんなイメージが常々自分の中にもあった。

自分には縁がなく、一生やることはないだろう。そう思っていた。

しかし、近年はエントリーモデルの進化で実は敷居が下がってきたアユ釣り。

本格的な鮎タイツを着なくても、ライトスタイルと呼ばれるゲーター&ウェーディングシューズならもっと気軽にトライできる!

そして何より、経験者やベテランと一緒に行って道具を貸してもらえるならもっと敷居が下がる。良い体験が低予算でできる。

この話はまた別の記事で詳しく書きます!

 

俺はまず、縁があって上記のようにベテランの方から教わる機会がありました。

 

「道具貸すから一緒にやろうよ!空身で来てくれればそれだけで良いよ!」

 

そう言ってくれたのは

秋田県の著名な釣りチーム

「出羽釣遊会」会長の瀧澤さん。

 

以前から店に来てくれたり交流があったものの、なかなかお互いスケジュールが合わず、釣りが出来ずにいた。

本当は昨年の8月にアユ釣りをする予定だったのだが・・・

あの大渇水で初心者には厳しいとのことで断念。

今回は何とか時間を合わせて釣りをすることができた。

といっても、この日までに3回大雨で予定が流れたのは言うまでもない・・・

 

とにかく、一尾でも多くアユを釣りたい!思い切り楽しみたい!

道具はすべて瀧澤さんから借り(ありがとうございました!)

ゲーターとウェーディングシューズのライトスタイルでアユ釣り。

 

竿は何年も前のダイワ精工時代のアバンサー。

当時、5万円ほどだったという。

 

竿に仕掛けを付けるところから、何から何まで最初は全部やっていただいて、

鮎を泳がせるところからスタート!

 

まずは下流付近から、徐々に自分の立ち位置の場所まで引いてくる

「引き釣り」

ゆっくり、アユの泳ぎと同調させながら引いてくる・・・

 

と、目印がグッと水中に引き込まれ下流へ走った!

 

もうそのあとは無我夢中。引き抜きはまだできないので、ゆっくり時間をかけて引き寄せ。

良い型の鮎でした(*^^)v

鮎ってこんなに引くんだ・・・( ゚Д゚)信じられない!

そして、

「めちゃくちゃおもしろい!!!」

 

この後も同じようにオトリを泳がせ、5本をあっさり釣ってしまった・・・

 

さあ、ここからが本番。

オトリ鮎に鼻かんを付けてみよう!

 

お察しのとおり大苦戦(^^;

まず鮎がなかなか掴めない・・・

時々手伝ってもらいながら何とか慣れて鼻かんがつけられるように・・・

アユ釣りは鮎に慣れることからですね。

 

そのあとは、上流に向かって泳がせる「泳がせ釣り」を少しやってみた。

この釣法は鮎が一番自然に泳ぐとのことで、結果はすぐに出た。

 

「目印がぶっ飛ぶ」というのはこのことだったのか、と実感。

 

すごい勢いで目印が移動する。

 

なんだかんだでこの日の最大魚24cmをゲット!

楽しい、楽しすぎる!

 

なぜ今までアユ釣りをしなかったのか、少し後悔しました。

 

なんだかんだでいきなりの18尾を釣ってしまいました。初心者が。

瀧澤さんと急遽駆けつけてくれた門脇さんには感謝しかないです。

 

なんだか、アユ釣りの輪と人の輪が広がった気がします。

 

来年の夏も、「目印ぶっ飛ぶ暑い夏」みんなで楽しめたらいいなー!

ABOUT ME
さぬきんぐ
「釣りは99%の運と1%の時合」をモットーに強運を磨き続けるサラリーマンアングラー。結構人見知りなので現場で見つけてもそっとしといてください・・・ ルアーだけじゃなくエサ釣りもやってます。淡水・海水問わずフリースタイルを基軸としています。大仙市在住です。